はじめに
前回の続きをやっていきます。
前回のメニューを理解できましたか?
まだ見ていない方はこちらをのぞいてみて下さい。
今回やる事 見取り算
今回は問題集を使って見取り算を練習していきます。
見取り算とは、足し算引き算のことですね。
問題集を購入してひたすらやっていきます。
本格的になってくるよ。
使う問題集
商工会で試験を受けるのは 日本商工会議所 日本珠算連盟 の試験です。
ですが、これの10級の問題集をいきなり今の段階でやるのは少し難しくて嫌になられちゃいそうです。
そこで、僕は最初は「全国珠算教育連盟」の10級をやらせていました。
日本商工会議所 日本珠算連盟の物は9,10級で見取り算の桁は最初にしては多くなってしまい、掛け算もあります。
こちらの「全国珠算教育連盟」の10級の問題集は前回の事まで出来ていればちょうどいいレベルですの見取り算だけです。
なので、見取り算に慣れるためにまずはこちらの問題集をやってみて下さい。
用意するもの
「全国珠算教育連盟」の10級 の問題集。
あとはノートを用意してください。
大学ノートで横線35行の物を使っています。
問題集をやる前にノートを作る
ノートには答えとかかった時間を記入しています。
ここでは問題を解いた後に答えをわかり易く書いていくようにノートに表を書いていきましょう。
問題集に直接答えを書いてしまうと繰り返して使えないのでこの作業をします。
はじめは親が書いてあげて下さい。
今回の問題集はA15問とB15問なのでこんな感じです。
消しゴムで消えないようにボールペンで書きましょう。
表の書き方は各自使いやすいようにアレンジしてみて下さい。
やってるうちに頃合いをみて、この表もこどもに書かせるようにしましょう。
線引きの練習になります。
そろばんを線引き代わりに使えるよ。
ここに答えを書いていき終わったら○付けをして、出来なかった問題を直してという具合でやっていきます。
問題集をやってみる
準備が出来たら問題集をやっていきましょう。
Aからやってみる
Aの方からやっていきます。
縦に数字が並んでいてそれを足していき、-がついている所はひいていきます。
前回練習したまとめのような問題ですので出来なくて困る所はないです。
最初はじゅもんの紙を手元に置きがらやってね。
問題をやらせて、○付けして、間違いや解らなかったとこを教えたり一緒に考えて下さい。
その事により苦手なところを共有できて克服できていきます。
このAを慣れるまでやらせて、ある程度できるようになって来たらBをやらせましょう。
年齢によって、すぐに慣れる子もいれば何日もかかる子もいると思います。
焦らずしっかり出来るようになるまで、じゅもんの声出しを忘れずに頑張って下さい。
ここではじゅもんの紙を見ないで出来るようになりたいね。
Bをやってみる
Bになると桁が3桁になってきますので、少し大変に思うかもしれません。
ですが、やることはほとんど同じです。
ただ、桁が増えるとじゅもんを使う時に最初はわかりにくいかもしれない事があります。
Bで出る10級での課題
たまに95+6や101-9等の問題に出会う時があります。
この時は感のいい子は出来てしまうかもしれません。
ですが、つまづいてしまう場合もあると思います。
95+6の場合は「たす6は1たして5ひいて10あげる」をやる時に十の部屋が一杯になってしまっているので入らないです。
なので、ここではもう一つ十の部屋で「たす1は9ひいて10たす」というじゅもんを使わなければなりません。
上手く出来ると101という答えになります。
この2段階あるのを覚えるのがここでの課題となります。
最初はわかりにくいけど慣れてくるよ。
引き算も同じです。
101-9の場合は「ひく9は10ひいて1たす」とやります。
ですが、十の部屋には何もないので、先に百の部屋から10を引いてこなければなりません。
なので、ここでは十の部屋で「引く1は10ひいて9あげる」をやって100から10引きます。
そしたら、一の部屋で「ひく9は10ひいて1たす」のじゅもんを使って92を出します。
慣れてしまえば簡単なので、慣れるまでひたすら練習してください。
練習あるのみ。
まとめ
この問題集を慣れるまで声を出して練習するのを繰り返します。
ここら辺は様子をみて、解らない所は飛ばしていいよといって、一人で頑張らせてみてください。
問題が終わったら丸つけをしてあげて、間違った所や解らなかった所を教えたり一緒に考えてあげる方が苦手な所を詰めていきやすいです。
慣れてきたらストップウォッチでタイムを計ってきます。
目標タイム7分と書いてあるのでとりあえずそこを目指します。
時間内にできて間違える事も少なくなってきたら次のステップにいきます。
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