UA-232587662-1 こどもとタケノコ堀りを安全に楽しくやって自然の怖さも学んで、採ったものを食べてみる。 | わがやのはなしブログ

こどもとタケノコ堀りを安全に楽しくやって自然の怖さも学んで、採ったものを食べてみる。

自然

はじめに

この記事は、タケノコ堀りに興味があってこどもと一緒にやってみたい方の参考になればと思って書いています。

わがやではタケノコの時期になるとよく行きます。

友達の家族も何家族か順番に誘って行くのですが、みんながリピーターで大好きな楽しいイベントです。

遊び方次第では、こども達は元気よく一日中、山で遊んでいられます。

非日常的な経験が出来るので、こどもの経験としてもいい学びの時間になると思います。

今回はこどもとタケノコ掘りにいくお話しを書いてみます。

たけのこ堀りをこどもに経験させるメリット

こどもにタケノコ掘りを経験させると普段の生活では経験出来ないことが学べます。

・自然の山の危険な事が学べる。

・タケノコの掘り方が学べる。

・タケノコを食べるまでの作業が学べる。

・家族の絆が固くなる。

・放置竹林の問題を実感できる。

タケノコ掘りに行くことでこのような事を学ぶ事が出来ます。

タケノコ掘りって掘るのに注目しがちですが、第一に教えないといけない事が自然の中でする作業なので危険がたくさんあるという事です。

始める前にしっかり危険な箇所を把握させて、作業中も道具を使うので常にそばにいて危険な事を教えながら作業をします。

このような事を学んでおくと、他の自然の中での活動にも役に立ちます。

さらに、タケノコを掘ってから、食べられるようにするまでに大変な下処理がありますが、これも一緒にやる事で経験できます。

このように、常に一緒に頑張って慣れない作業をするので、親子の絆がより一層固くなります。

あと、小学生には馴染みが無い話題かもしれませんが。放置竹林の問題も実際に見られると思うので、教えてあげるといいと思います。

このようなメリットがあるかと思います。

他にも気づいていないだけでいい事があるかもしれません。

それくらい行く価値があると思います。

タケノコ掘りでの危険を教える

ここではタケノコ掘りの際に教えている危険な事を書いてみます。

僕は作業前に、僕のこどもだけでなく竹林に入るこどもみんなに伝えています。

これは僕の入る竹林の場合の事を書いてみるので、入る竹林によって危険な事が異なる事があると思います。

そういう事があるんだと参考にしてください。

・迷子、遭難してしまう。

・枯れた竹が倒れてくるかもしれない。

・傾斜があってそこに枯葉があると滑る事や、倒れた竹に躓く。

・掘る道具の扱い方の危険性。

・マダニなどの虫や野生動物がいる危険性。

主にこのような事を教えています。

迷子、遭難は本当に怖い事で、よくニュースになる事故でもあります。

この怖さを教えるのは、自然の山に入る時には必須です。

小学生は、普段と違う環境だとテンションが上がってしまってとんでもない行動をとる事がありますので、一人で勝手にいかない様にしっかり言い聞かせて置いて下さい。

予防策として、言葉で説明する事と、物理的には笛を持たせたり目立つ色の服を着せたり、目を離さない事が必要だと思います。

タケノコ掘りに限らず、「何かに夢中になってしまうと気づいたら迷子になっている」という事になると思うので、しっかり教えて物理的にも対策をして目を離さないようにしてください。

次に、枯れた竹が倒れてきたりする危険性ですが、竹林に着いたら確認してみてください。

片づけて整備された竹林なら大丈夫だと思いますが、荒れていると危険です。

もし危険そうな所があったら、ちゃんと「あの竹は枯れていて倒れてきそうだからここから先には近づいてはだめだよ」と、危険な所をしっかり確認させてみてください。

そうすれば、ああいう竹は危ないとインプットされて頭に残りやすいと思います。

僕の場合は、片づけが行き届いていない危険エリアには入れないようにロープを張っています。

遭難対策にもなるしこどもと行く時にはオススメです。

次に、道具を使う時の危険性ですが、掘る道具は使い方を間違えると危険なものが多いので、しっかりと危険な事を教えて見守りながらやらせてあげてください。

危険だけどちゃんと使えば便利な道具で使い方を覚えるのはとても良いことです。

最後に、虫や野生動物の対策です。

これも自然の中で遊ぶ時には必須の知識です。

どうすればいいのかを言葉でと、物理的な対策を教えてあげてください。

野生動物もマムシ等の蛇もいるかもしれないし、何がいるかわかりませんので、もし見かけたら近づかないで刺激しないことを伝えています。

ですが、気づかないうちに遭遇してしまう事もあると思うので、物理的な予防策として、刺されない、嚙まれないように、肌が出ていない服装が基本となります。

これ以外でも、水場が近くにあったり、崖があったり、場所によって他の危険があったりすると思うので、行く場所の危険に気付いたら対策してください。

このような、自然での危険な事や危険な確率を下げる事を教える事はどこに遊びに行くとしても役にたつと思います。

タケノコの掘り方

タケノコの掘り方を書いてみます。

やり方がわかったら、あとは見つけ方や道具の使い方は技術的なもので経験して感覚で覚えるしかないので、頑張ってみてください。

見つけ方

タケノコは頭が出ているのは簡単に見つける事ができますが、地面の中にいる子は少しコツがいります。

この地面の中にいるタケノコの方がおいしいとされています。

この子を見つけるには足の裏の感覚で見つけます。

すり足で歩いたり、あちこち足で地面を撫でてみてください。

タケノコの頭に当たると引っかかる感じでわかります。

石に似た感触ですが、この感触は言葉じゃ解らないです。

なので、最初に「たけのこの頭を見つける競争」を開催する事をオススメします。

それで、見つけた人の所へ行き踏ませてもらってください。

これで感触がわかりますので、探しやすくなります。

タケノコを見つけたら

タケノコを見つけてからの事を書いてみます。

ここからは道具を使うので、危なくない様にちゃんと付いて見てあげていてください。

一緒にやり遂げる事で絆も深まるはずです。

見つけたら掘っていくわけですが、初めから掘り方を教えないで自分で考えさせてやらせてみるのがいいと思います。

すごく大変なのがわかるし、こども達で作戦を練りながらやったり、上手い人のやり方を「見て覚える」という練習になります。

その様子を見てるのは楽しいし成長も見れて親的にもいいです。

たぶん、そのうちに飽きてくるので、タイミングをみてやり方を教えます。

掘り方ですが、まずは、タケノコの向きをチェックします。

タケノコはまっすぐに伸びてはいなく曲がって伸びています。

先端に葉っぱがあるのでここの向きで判断します。

この方向側の土を根っこが出るまで掘ってみて下さい。

タケノコの下に点々(ブツブツ)があってそれが出てきたらそこらへんの下に根があるのでそこを狙って突いてみて下さい。

綺麗に獲れます。

上のやり方をやったら「タケノコは土の中でこうなってるんだな」がイメージできるようになったと思います。

そしたら次に紹介する方法でやると手返しがよくたくさん掘れます。

上でやったように、お腹側の根っこを探るように狙って突きます。

土を掘らなくても何回かやると根っこに当たるので位置がわかったら土の中のタケノコの形をイメージして根っこらへんを狙って突きます。

刺さった感触があったらてこを使って持ち上げてやるとキレイに獲れます。

最初は途中で折れてしまうかもしれませんが、慣れてくるキレイ採れるようになると思います。

タケノコを茹でる

ここでは茹でるやり方のお話します。

タケノコは採れたらすぐに茹でてあく抜きをした方がいいです。

時間が経つにつれどんどんアクが出てきてしまいます。

難しい事は全くなく、お鍋にタケノコ、水、米ぬか、あれば鷹の爪をいれて火にかけるだけです。

菜箸で刺して通れば完了です。

収獲した量にもより、たくさん採りすぎると自宅の鍋ではやるのは大変になる事もあります。  

以前たくさん持ち帰って自宅でこの作業をした時は、夜中までかかって7回もやった事もありました。

大変な思いをした事があるので、収穫量には気を付けてください。

このように、たくさんのタケノコを家で茹でるのは大変なので、場所さえあればその場であく抜きをしてしまうのが楽だという事で、僕は現地でやっていきます。

大量に出て臭うタケノコの皮の処分も竹林に埋めてきてしまうので楽です。

現地でやる場合は薪を使って大きな鍋でやるのですが、この時に獲れたての小さめのタケノコを焼いて食べたりもします。

こどもは、自分で収穫したものを食べるので喜んでくれます。

この時に同時進行で竹炭も作れたりしますので、また別の記事に書いてみます。

火を使うので気を付けなければならないですが、楽だしいい経験になると思います。

このように、薪でやるのは大きい鍋で一気にたくさんできるのがメリットで、下茹でが終わった状態で持ち帰れるので、そのまま誰かにお届けしても、喜んでもらえますよ。

タケノコ掘りに行くための準備

タケノコ掘りに行く時に準備していくと良いものを書いてみます。

服装

日除けつき帽子、手袋、夏でも長袖、長ズボン、長靴がいいです。

長袖はロンTやトレーナーより、ジップアップ式やボタンのシャツなどの前が簡単に開いて羽織れるものが着脱ぎしやすくていいと思います。

出来るだけ肌を隠す服装というのを意識しておけばいいと思います。

擦り傷、切り傷の防止や、紫外線、虫もいますのでその対策にもなります。

持ち物

シャベル

こどもに最適です。小さくて安心です。小回りも効きます。

スコップ

こどもでも使えます。シャベルより早く大きく掘れます。

クワ

タケノコ堀りでは一番使いやすい道具かもしれません。

ハサミ

何かを切る時にあると便利です。

コンテナ

あると便利です。獲れたタケノコを入れたりします。

蚊取り線香 虫除けスプレー

蚊もいますし、マダニがいることもあります。

ふくろ

いろいろな場面で役立ちます。

収穫したものを入れたり汚れたものを入れたりできます。

新聞紙

いろいろな場面で役に立ちます。

何かを置く仮置きのシート代わりにもなりますし、たけのこを焼く時にも使えます。

新聞紙は着火剤代わりにもなるし、たいして邪魔にならないし便利なので、多めに持っておいてください。

 

いろいろな場面で役に立ちます。

手を洗ったり、何かを洗ったり、火を消したりできます。

蛇口付きポリタンクがあると便利です。

着替え

結構汚れるので着替えはあった方がいいです。

意外と靴下も汚れますので、大人もあると助かります。

救急道具

けがの時用にあった方がいいです。けががあるとしたら擦り傷切り傷の可能性が多いので絆創膏は必須アイテムです。

煮る道具※現地でやる場合

別記事に書いてみます。

タケノコのオススメ食べ方

たけのこご飯  これは王道ですね!

煮物  

味噌汁

天ぷら

から揚げ・竜田揚げ  こども達が一番大好きな食べ方です。

掘るのは好きだけど、食べるのが苦手な長女がパクパク食べてくれます!

タケノコの保存方法

茹で終わって完全に冷めたら保存袋にゆで汁、またはお水を入れ、タケノコを入れて冷蔵庫にしまいます。           

なるべく袋の中の空気を抜いて真空状態を作ろうと繰り返すうちに、先に水を入れる方が楽だと気づいきました。  

毎日水を変えてあげると1週間位持つようですが、最終的には自己判断、自己責任です!

あとは、塩漬けにしたり、ぬか漬けにしてから乾燥させたりと、試行錯誤が続いております。

まとめ

今回はこどもとタケノコ掘りに行く事をかいてみました。

タケノコ堀りは家族で楽しく出来ます。

こども達は体を動かして、頭を使って、道具の使い方を覚えたりいろいろな学びが出来ます。

タケノコを食べられるし、自然の恵みを実感できます。

また、楽しいだけではなく、山の危険な事も実際に体験しながら学べます。

問題になっている放置竹林の整備も兼ねる事が出来ますので、とってもいい経験が出来ます。

わがやでは竹林整備も家族でやっています。

こちらに書いていますのでよかったら見てみて下さい。

わがやの竹林整備

わがやの竹林整備2

興味を持った方はタケノコ堀りをやってみて下さい。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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