はじめに
この記事は、DIYが好きな方の役に立てればと思って書いていみました。
この記事を読むと、一斗缶をリメイクする時の参考例がわかります。
一斗缶とは塗料や油等の入れ物でよく使われているブリキの四角い缶。
18L缶とも言われていますね。
僕は仕事で塗料をたくさん使用するので一斗缶は廃材として常に手元にあり、使い捨ての道具が欲しい時には一斗缶で何か出来ないかを考えて作ったりしています。
一斗缶は、とても頑丈で加工もしやすくいろいろな使い方ができるのです。
要らなくなったら気兼ねなく処分できるので使い捨ての道具を作るのには最適。
使い終わって捨てる時には、畳んでしまうと薄っぺらの板になるのでかさばりもしないし、これは大きなメリットです。
使い捨てといっても、鉄なのでリサイクルが出来てエコだよね。
一斗缶のほかに丸いオイル等の入れ物で見かける丸いペール缶もあります。
ですが、僕は四角い一斗缶の方が使いやすくて好きです。
なぜなら、丸型より四角型の方が収納に無駄が無く重ねても安定して使いやすいから。
なので、こちらの形の方がよく使います。
今回は、この便利な一斗缶の色々な使い方や簡単な加工の仕方を紹介するので、ぜひ最後まで読んでみてください。
僕の使い方を見た後はアレンジしてみてね。
一般18L缶(一斗缶) | 大日製罐株式会社 (dainichi-can.co.jp)
一斗缶の使い道
ここでは一斗缶の使い道を紹介。
一斗缶はアイデア次第でいろいろな便利な物にリメイクできますので、ここに書く以外にも未知数の可能性を秘めていると思っています。
僕は、「一斗缶を何かに使えないかな。」と考えるのが楽しくて趣味化してきている位です。
想像力を働かせて楽しんでね。
収納ボックスやゴミ箱
基本のリメイクですが、一斗缶の天板を切り落としてしまえば収納ボックスとして使えますよ。
これだけでも、たくさんの使い道があって一斗缶用のフタもあるのでフタをすれば外に置きっぱなしでもいい収納ボックスやゴミ箱として使えます。
野菜や花を育てるプランターとしても使えるのです。
用途は使う人のアイデア次第ですね。
外で使う場合は錆びるので塗装が必要!!
フタはブリキの物とプラスチック製の物が既製品で安価で売っていて便利です。
最近この加工だけでコンポストも試してみましました。
外に置いてもフタをしておけば中身が濡れる心配をしなくていいからいいよね。
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焚火等に使用
焚火の時等、火を使う時にちょうどよくて便利です。
一番簡単な使い方は天板を切り開いて、周りに適当に穴を開けて缶の中で薪を燃やせば焚火台代わりになります。
加工も簡単に出来るので、煙突を付け足してロケットストーブやTLUDストーブを作ったりも出来るし、燻製を作るのにもよく使われますね。
最後の火の用心の火消しツボとしても使えますので、一斗缶を使って安全に火を消してください。
火を使うものに使用できるから便利だよね。
このような火を使う道具は市販の物だと案外お高い物が多いものの、傷みやすいです。
ですが、一斗缶は廃材として入手出来ればコストがほぼゼロなので、痛んだら気兼ねなく捨てられて、加工も楽で気兼ねなく新しい物を作れます。
一年に数回しか使わないなら、一斗缶で使い捨てで使えば使用しない時期の保管場所も取らなくて済みますね。
僕は使うシーズンが終わったら処分しているよ。
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椅子やテーブルや踏み台
これは無加工で使える使い道です。
そのまま座る事も出来るし、ひっくり返せば平らな面があるのでテーブルにもなります。
一斗缶を4個用意して、それを足にしてコンパネをのせれば大きなテーブルが出来あがり。
作業台やアウトドアの時に便利だよ。
また、少し高い所の物をとったりする踏み台がわりに使えたりもします。
ですが、劣化していると危ないので気を付けて下さい。
平板にする
一斗缶は箱状ですが、これを切って開けばブリキの平板として使えます。
100均でブリキ板を買ってきて加工して楽しんでいる人も多いようです。
これと同じように使えますね。
工作材料になるんだよね。
僕がよく使う簡単な用途は、この板を必要なサイズに切り出したら壁に貼り付け、磁石を使えるようにすること。
最近は磁石付きの便利アイテムが増えているので、そういったものを使うと片づけも便利になります。
平板になると何かを作りたい時に幅が広がるので、アイデア次第でいろいろ出来そうですね。
加工をしてみる 入門用に簡単で便利な収納箱を作る
ここでは簡単に出来る加工で収納箱を作る事を紹介します。
この加工法を知っておけば、アイデア次第でいろいろな事ができると思うので考えてみてください。
一斗缶は重たい物を入れても壊れないし、水にも強く頑丈だし、大きさが決まっているから積み重ねて置いても綺麗に並べておく事が出来て収納箱には最適です。
形がそろっているので車にも積み込みやすく、キャンプの時など道具を入れて持っていき、現場では空になった箱をひっくり返して椅子やテーブルとしても使えますよ。
合理的ですね。
一斗缶加工にあると便利な道具
あると便利な工具を書いておきます。
工具を選ぶ時、似たようないろいろな製品があって価格帯もさまざまで悩むと思います。
DIYがお好きな方は他の事にも使える工具がたくさんあるので、価格が高くても安心できる物で揃えておいた方がストレスなく作業を楽しめると思うのでオススメです。
作業中に道具が壊れると何もできなくなっちゃうからね。
皮スキ
缶切りの時に使ったり、折り目をつけたり、穴を開けたりする時に使ったり出来ます。
一斗缶加工では、これさえあれば何とかなるといっても過言ではないので、安価ですし必ず用意してください。
柄にハンマーが付いている物もあります。
板金ハサミ
皮スキで切りにくい時に使います。
キレイに切りたい時もこちらの方がいい時が多くあるととても便利です。
今回は使いません。
金づち
折り曲げやたたく時や、危ない尖った所を潰したりするのにも使います。
上記のような皮スキの柄にハンマーが付いている物を買えば必要ないかもしれません。
塗料
好きな色に塗ってみたい方は用意してください。
下塗りに密着性の良いさび止めを使えば、ミッチャクロンとかより防錆効果が上がります。
この錆止めは業務用の物で密着性も良く乾燥も早いのでお勧めです。
リベッター
リベットで止めたい時や繋げたい時に使いとても便利です。
必要に応じて購入してください。
今回は使いません。
ドリル
キレイな穴あけをしたいの時に使います。
DIYをやる方は他の事にも使えますので是非購入してください。
最近は安価な物もありますが僕はマキタ製の物で揃えています。
なぜなら、共通のバッテリーでいろいろな工具が使えるのと、品質も最高で長く使えて安心なので少し値段は張りますが、安心のマキタ製をオススメ。
今回は使いません。
一斗缶のフタ
ピッタリ一斗缶にはまる専用のフタです。
ブリキのフタとプラのフタがあります。
・ブリキの方がスマートにはまって収まりがいいですが耐久性が弱いです。
・プラの方は少し大き目で収まり感は劣りますが耐久性は強いです。
安価なので両方購入して用途によって使い分けるといいと思います。
あると便利なので必要に応じて買ってください。
切ってみる
基本的にこれだけ覚えればいろいろ出来ます。
手を切らないように気をつけてね。
皮スキで天板を切ってみましょう。
必ず手袋をして下さい。
缶の縁の所を狙って切ります。
缶切りで缶詰を開ける時と一緒です。
皮スキの鋭利な箇所を突き刺して切っていきます。
縁に沿って押し当てながら切っていって下さい。
最初にこのように刺したら進む方に力をかけながら、上下に動かすと切れます。
天板は4辺あって、最後の1辺は天板が不安定になってくるので、力が逃げやすく切りにくいかもしれません。
これは、言葉ではわかりにくいと思いますが、やってみると感じると思います。
左手で切り離す天板をもって上手く切る点に力がかかるように操作して切ってみて下さい。
皮スキで切る時に缶が安定している時はとても切りやすいのですが、切っていくうちに不安定になってきます。
そうなってくると力が逃げて切りにくくなってくるので、上手く切る力が逃げないように考えながら切るのがコツです。
このやり方を上手く出来るようになると、いろいろな所に切り込みを入れたり、円形にくりぬいたりも出来るようになります。
要らない缶詰のスチール缶等で練習してみるとコツがわかってくるよ。
切り口の尖った所を潰す
上手く切り落とせましたか?
切り口に鋭利な箇所があると思います。
そこはそのままだと危ないので金づちで潰してください。
たたく所の下に木を敷いておくとやり易く上手く出来ます。
潰した後も鋭利な箇所が心配な方はテープで覆ってみて下さい。
仕上げ
このままでも使用出来ますが、お好みの外観に塗装をしてみてもいいです。
金属に塗装出来る塗料を用意して楽しんでみましょう。
フタが必要な方は既製品が売っていますので購入してみて下さい。
錆止めの効果もあるね。
一斗缶で簡単に作る便利アイテム 知っていると便利な使い道 穴を作る DIY リメイク / わがやのはなしブログ (wagayanohanashi.com)
まとめ
今回は一斗缶のリメイク、使い道についてのお話でした。
廃材なのに頑丈でしっかりとした物が作れて、壊れても気軽に廃棄できるし、材料費もかからないので気軽に作り直せます。
使い捨てでもいいと思う物に最適ですね。
自分にとってこのような条件に当てはまるいい物があったらとしたらすごいよくないですか。
初歩的な事を書いてみただけですが、もしかしたら
「今まで買っていたけどこれで作れるんじゃないか」
と、思い浮かんだ方もいるかもしれません。
加工も慣れてくると上手く出来るようになるので楽しいです。
これから、他の加工方法なども書いていきたいので、興味を持っていただけたらまた覗いてみて下さいね。
よろしくお願いします。
読んで頂きありがとうございました。
一斗缶でローコストで簡単に作る便利アイテム。畑での活用。DIY リメイク / わがやのはなしブログ (wagayanohanashi.com)
一斗缶で畑で使える便利な道具の作り方 diy リメイク 再利用 | わがやのはなしブログ (wagayanohanashi.com)
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