はじめに
この記事は、ケロシンランタンに興味のある人に読んでもらいたく書いてみました。
大雑把な僕自身にとって、何個か燃料系のランタンを使ってきた中でこれが楽で合理的で一番いいと思ったので、ぜひ購入の時の一つの選択肢の参考にしていただければ幸いです。
今回は、僕が昔から愛用しているコールマンのケロシン(灯油)を燃料に使う639C700のお話しをしたいと思います。
今はLEDのランタンが主流で、便利で安全で簡単でコスパも良くて、このような燃料系のランタンは必要がなくなってきているのかもしれません。
LEDランタンは便利な物がたくさん出てますよね。
ですが、燃料系の物に慣れていた世代の人達からしたら、LEDでは味気無さを感じる事もあるかもしれません。
また、燃料系に慣れていない世代の人達も、燃料系の物に興味があるけど、どれがいいのかや、使い方の心配など、手を出しにくいいと思っている人もいると思います。
このような人たちに、僕の個人的な感想をひとつの意見として参考にしていただけたらと思って書いています。
639C700
このランタンはとてもいいです。
ぼくは燃料系のランタンの中では一番いいと思っています。
なぜなら、燃料がどこでも入手しやすくコスパのいい灯油で、メンテナンスもしやすく調子が悪くなっても自分で直したりもできるのです。
燃料系のランタンの入門にも向いているし、一生所有する物として選択してもいいと思います。
一家に一台あると災害時の備えにもなるよ。
燃料が灯油だという事のメリット
・コスト
・入手しやすさ
・安全性
第一にランニングコストが他に比べて圧倒的に低いです。
ホワイトガソリンやガスと比べて灯油なので、その差はそれだけでもわかると思います。
灯油は冬に家で使う暖房器具用の余ってしまった物でも使えますよ。
キャンプに行く回数が多い人は、灯油の燃料の物に買えた方が絶対にいいです。
ホワイトガソリンやアウトドア缶は高いよね。
ホワイトガソリンに比べて燃料が安価だからといって、明るくないという事もありません。
遜色のない明るさです。
入手難易度のメリットは、ガソリンスタンドがあればどこでも買えるのがいいと思います。
ホワイトガソリンや、アウトドア缶は専門店じゃないと買えないですからね。
安全面のメリットは、ホワイトガソリンに比べて引火点が高いし揮発性が低いので安全です。
ホワイトガソリンの引火点はマイナス40度
灯油の引火点は50度
ホワイトガソリンは取扱いに気を付けないとかなり怖い燃料だけど、灯油はそれに比べたら安全性が高いです。
また、暖房器具等で扱いなれている人が多い燃料ですから、灯油の取扱いの勝手がわかっている人は多いし安心して使えるのではないでしょうか。
あと、冬の気温が低いときはガスでは燃焼しない事がありますが、灯油は関係ありません。
このように、灯油は他の燃料に比べて、ランニングコスト、入手難易度、安全性でストレスなく使えます。
頻繁に使う人にとってはこのストレスが無くなるのはすごくいい事ですね。
あと、災害時の時にも灯油なら入手しやすいので一家に一台あってもいいと思います。
燃料が灯油だと良い事が多いよね。
ホワイトガソリンとは?使用用途は?|【enepi -エネピ-】
扱いやすさ
僕は最初にペトロマックスのHK500のケロシンランタンを使っていました。
ですが、後にこちらの693C700がかなり扱いやすいので変えてます。
最初はデザイン的にペトロマックスの方が断然好きだったので買ってみたのです。
ペトロマックスはデザインがとてもカッコいいよね。
ですが、こちらは実際に使ってみて少し難しい印象があり、こういう道具を使う事に楽しさを感じて慣れている人でなければ最初は苦労するかもしれません。
ペトロマックスの時は自分のやり方が下手なのもあってか、点けるときに炎上してしまう事がたまにありました。
ですが、639C700は炎上したことはありません。
639C700は、細かい事を気にしなくても最初のプレヒートだけをしっかりやればこのような失敗はないです。
ペトロは繊細で大雑把な僕には使いこなせなかったよ・・・
プレヒート
始めてケロシンランタンを購入しようと考えている人は、プレヒートに対して聞き慣れなく心配で手が出しづらいと思っている人もいるかと思います。
僕もこれが不安で購入を悩んでいたよ。
僕はランタンの前にマナスルストーブというケロシンのストーブを持っていて、その時はこの「プレヒート」というのができるのか心配で購入を悩んでいました。
ですが、思い切って買ってみてやってみたら拍子抜けするほど楽で、悩んでいて損したと思ったことがあるのです。
639Cの場合は、プレヒートカップに燃料アルコールをセットして点火後、無くなるころには点火出来る温度にジェネレーターが暖まっていて、タイミングもわかりやすく簡単に点けられます。
ここだけで悩んでいる人は639C700は買っても大丈夫です。
プレヒートはとても簡単だよ!
頑丈だしメンテナンスも大体自分でできる
僕は、639Cを使っていて調子が悪くなった事が一回あります。
こどもができてからずっと使っていなく、何年ぶりかに引っ張り出してきて、そのままキャンプに持っていった時の事です。
いざ現場で使う時になって、ポンピングをしても全然圧がかからなくその日は結局使えませんでした。
その時は予備のガスランタンで凌ぐことになったのです。
試運転をしていけば良かった・・・
現場で使えないと困るよね。
帰宅後、ネットで調べたらポンプの所のボールが固着しているのではという情報がありました。
なので、家にあったバイクのキャブクリーナーをその場所に漬けてみたら簡単に直ったという事がありました。
このように、このランタンは故障しても、639C所有者の皆さんがいろいろなメンテナンス情報をネットに載せてくれているので、大体の事は自分でメンテナンス出来ると思います。
情報を教えて下さる人達はほんとに詳しいので助かるし、そのおかげで安心して所有できるのです。
本当に助かります。
予備の部品の心配
日本では、ケロシンランタンは無いとの事でしたので、部品など故障した時に困るかと思っていました。
ですが、639Cに関しては全然大丈夫です。
639Cの部品に関しては、ネットで簡単に買えます。
僕は予備にジェネレータとマントルとポンプらへんの部品を用意してあり、簡単に仕入れられました。
作りもシンプルなので、ジェネレータとかも簡単に外したり出来て簡単に組み立てられます。
といいましても、故障もその一回位で10年位前のものですが、今でも現役で問題なく点きます。
639C700のまとめ
今回は僕が昔から愛用しているコールマンのケロシン(灯油)を燃料に使う639C700のお話しをしました。
最初に書いたように、今はLEDのランタンが主流で、便利で安全で簡単でコスパも良くてこのような燃料系のランタンは必要がなくなってきているのかもしれません。
ですが、燃料系の物に慣れていた世代の方達からしたら、味気無さを感じる事もあると思いますし、燃料系に慣れていない世代の方達も興味がある方も多くいると思います。
燃料系ランタンを欲しくなった時に、是非候補に入れて欲しいです。
こういうのは価値観が人それぞれで正解はないと思います。
ですが、経済的、操作性、メンテナンス性、まさに1番合理的な燃料系ランタンでオススメだと思っています。
個人的な感想ですが、ひとつの意見として購入の際に参考にしていただけたらと思って書いてみました。
操作の仕方やスペック等は、他のもっと詳しい方々が丁寧に書いてくれているので僕の出る幕ではなく省きます。
読んでくださり有難うございました。
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