はじめに
この記事は、生ゴミを減らしたかったり、堆肥作りに興味を持っていたり、すぐに少しでもCO2削減に取り組みたい方に読んで頂きたいと思って書いてみました。
今回は堆肥を作るためのコンポストを一斗缶を使って出来ないかと思ってやってみた時の事を紹介したいと思います。
これをやり始める事で家庭で出る生ゴミを減らせるし、家庭菜園で使える堆肥も作れますし、環境問題のCO2削減に役にたつといういい事ばかりです。
生ゴミって濡れているし燃えにくくて焼却の邪魔になって環境に良くないんだよね。
僕自身、堆肥作りに関しては経験があります。
それは、畑で草刈りの時にでた雑草でたい肥を作っていて、畑の地面に穴を掘って雑草を埋める作り方をしていました。
生ごみを使うのは初めてで、今までは臭いが出たり虫が湧いたりしたら嫌だと思って家ではやっていなかったのです。
ですが、その考えはただの勉強不足でした。
気を付ける事をしっかりやれば、この心配は今の所なさそうです。
やる前から思い込みで悪い所ばかり決めつけちゃだめだね。
今回やってみた事や感想を書いてみようと思います。
家にコンポストを置いた理由
環境問題を考えるきっかけができて、生ごみを有効活用できるのならやってみたいと思ったからです。
それまでは、家で生ごみを堆肥にするのは臭いや虫の問題が気がかりで、僕は全くやる気はなかったのです。
この不安はみんなあると思うよ。
ですが、こどもが学校でSDGsの事を勉強してきて「畑で堆肥を作るなら家の生ごみでもやってみたい」と言い出したことがきっかけでやることになりました。
調べてみた事を簡単に説明すると、しっかり水を切った生ごみを細かく切り刻んで干して乾かしてからコンポストに入れるといった工程のようで、はっきりいって「毎日この工程はちょっと大変かな」と思ったのです。
ですが、こどもも関心を持ってくれている事ですし、生ごみを減らすと言う事はCO2削減に貢献できるというのは理解しているつもりなので、勉強のつもりで始めてみました。
こどもが何かに関心を持っているなら出来る事は手伝おうと思っています。
それで、コンポストを買おうかと調べてみました。
そうしたらいろいろと種類があり、性能も価格もいろいろあったのです。
どれにしようか迷っていました。
ですが、よく考えたら始めてみても続くのかがわからなかったので、製品のコンポストを買うのはやめてお試しにうってつけの材料の一斗缶を使いました。
お試しなら初期費用がほとんどかからないからいいね。
一斗缶をコンポストに選んだ理由
僕がよく言っている事ですが、一斗缶は頑丈だし、外に置いておいても大丈夫だし、もし壊れても惜しみなく簡単に捨てられて、また新しい物に取り換えればいいのです。
なので、とりあえずお試しに何かをやってみるのに適した材料だと思っています。
調べていたらコンポストはふたがあって、密封出来る箱なら何でも良さそうだったので一斗缶でもいけると思ったのです。
段ボールでもできるようですし、段ボールに比べて一斗缶は濡れてしまうのも耐えてくれるので、濡れを気にせず外に置いておけて最適な気さえもしました。
もし、臭い虫が湧いたり、手間が大変で続かなかったとしても、導入コストがほぼ0なので痛くも痒くもありません。
このような理由で一斗缶でコンポストをやってみました。
コンポストを置いた感想
コンポストをやってみての感想はやってみてとても良かったと思います。
置いたのはベランダに置きました。
心配だった臭いも気にならなく、虫も湧いたりしません。
しっかりと生ごみの水を切って干して乾かすというのをしっかりやれば、この心配は無さそうなのがわかりました。
一斗缶なので雨に濡れても大丈夫なので場所を選ばず外に置いておけるのもいいです。
心配だった事が大丈夫だったから安心して続けられるよ。
メリットに感じた事
・生ごみが減った。
・堆肥ができて活用できる。
・環境問題について考えが深まる。
生ごみが減りました。
毎日出る生ごみの量が減り、ほとんど出なくなったといっても過言ではありません。
やり始めた日から実感できるので、一番わかりやすいメリットです。
これを世界中の各家庭でやったらとんでもない効果があるのではないでしょうか。
アメリカのバーモント州では2022年にコンポスト法が出来たよ。
アメリカ初。バーモント州が生ごみの堆肥化を義務に | 世界のソーシャルグッドなアイデアマガジン | IDEAS FOR GOOD
堆肥ができて活用できる。
堆肥になったら、家庭菜園等に使えます。
家庭菜園をやっていて、今まで堆肥を買っていた人は出来た分は買わなくて済むのはいい事です。
家庭菜園をやっていない人は、これをきっかけに始めてみるのもいいと思います。
堆肥の役目、必要性、種類、使い分けを理解して今後の野菜作りを効率的に進める事が出来そうです。 | わがやのはなしブログ (wagayanohanashi.com)
環境問題について考えが深まる。
環境問題について考えが深まります。
環境問題はよくテレビで見たりします。
ですが、実際に体験して実感しないとわからない事が多く、「そういえばそういうの聞いたことあるな。」位で頭にしっかり入っていない事が多いです。
日常に生ごみコンポストを取り入れる事で、自然とそのことを話し合ったりするようになり考えが深まってきました。
やり始めた日から、実際に生ごみが減ったのも実感出来ますし、世界中でやってもらいたいと強く思います。
勉強だけしても実際に行動に移さないといつまでもかわらない。
デメリットに感じた事
・手間がかかる
手間がかかる
ただ捨てているだけだった時に比べたら手間がかかります。
やる事は、
「生ごみを集めて細かく切り刻んで干して乾いたらコンポストに入れて土をかける。」
というのを一日一回やっています。
最初の頃は、効率が悪く時間がかかってしまい大変さを感じていました。
慣れてしまえば、干すまでは5分もあれば終わります。
今では、この手間でCO2削減に少しでも貢献ができるならやった方がいいと思っていますし、むしろこれ位の手間ならやらなければいけないと思っています。
料理と食事とコンポストはワンセットと考えているよ。
まとめ
今回は一斗缶で生ごみコンポストを作って使った感想を書いてみました。
一斗缶はコンポストに向いていると思います。
水にも強く、外に置いておけるので、衛生面のストレスもほぼ無く使用できてとてもいいです。
しっかり乾かして土で隠せば臭いも虫もほとんど気になりません。
生ごみも減って、堆肥も作れて、環境問題の事も家族単位で考えが深まりとてもいいと思います。
手間は掛かるものの、その少しの手間でCO2削減に貢献できるのなら大した手間ではないので、是非今すぐに始めてほしいです。
今度は、この「僕の一斗缶の生ゴミ堆肥作りの作り方」も書いてみたいと思っています。
なのでまた見てください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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