はじめに
この記事は、ジャガイモ栽培に興味のある方に読んでもらいたいと思い書いています。
この記事を読むことで、初めてジャガイモ栽培をやった僕でも栽培できたなら自分でも出来ると思えるようになると思います。
僕のやったジャガイモ栽培は植え付ける前に土づくりをして、後日植え付けた時以外はほとんどほっとらかしの「ズボラ栽培」でした。
ほんとは畑には他の野菜もあったのでもうちょっと手入れをしたかったものの、たけのこシーズンと重なってしまい何にもできなかったのです。
ですが、ちゃんと収穫までは出来た事で、
「そんなに気張んなくてもジャガイモを収穫することはできます。」
というのを証明できたと開き直り、ズボラ栽培報告をしたいと思います。
このジャガイモ栽培は終始こどもにも手伝ってもらっていて家族で楽しくやってみました。
僕がジャガイモ栽培でやったこと
ここからは僕がやったことを書いて行きます。
今回やったのは、春植えのジャガイモ栽培です。
・植え付ける前の土づくり。
・種芋を用意する。
・植え付ける。
・その後の管理
・収穫
植え付ける前の土づくり
植え付ける予定日を決めて、2週間前に土づくりをしておきます。
畑を耕す時に堆肥と米ぬかともみ殻をまいてから耕しました。
量は1m×10mにホームセンターで売っていた堆肥を4袋、米ぬかを20L位、もみ殻はたくさんあったので量は表せませんがたくさんまいてみました。
これで耕運機で耕しておきます。
この作業をしておけば微生物が繁殖してジャガイモが育ちやすいふかふかした土になります。
土を耕すのが終わったら2週間おいておきます。
米ぬかともみ殻の入手方法ですは、僕の場合は田んぼをやっている農家さんから分けてもらいました。
もみ殻に関しては稲刈りの時期がチャンスで、農家さんにもみ殻を分けてくださいとお願いしておくと分けてくれたりするので聞いてみるといいです。
米ぬかも同様にお願いしてます。
僕の場合お願いついでに1年間お米を売ってもらう約束をして、買う度に精米してもらってその時出た米ぬかをもらったりしているのです。
このように、米農家さんと仲良くなるとおいしいお米もお得に譲っていただけたり、もみ殻等も譲っていただけるので畑をする人にはお勧めですね。
種芋を用意する
種芋を買ってきます。
種芋とは食用で売っているものと違い、種用の芋で病気になりにくいように細工がされているようなので、栽培の時には種芋を使いましょうとの事です。
僕は「キタアカリ」という品種のジャガイモを使ってみました。
この品種は収穫量もあって病気にも強いと園芸屋の奥様に教えていただき即決で決めました。
種芋を選ぶのにもコツがあるようです.
ですが、僕にはわからないので園芸屋さんに選んでもらいまいした。
頼れるところは頼ってしまいます。
何でも、初めての場合はこの方法が固いです。
買ってきたら、種イモを半分に切るのります。
切り方は親株と繋がっていたへこみを下にして縦に切り、切った時に芽が両方にある事を確認してから切る事です。
へこみを下にして縦に切る理由は繊維の向きが縦に走っているので、繊維に沿って切りましょう。
半分に切り終わったら、切り口に灰をつけておきます。
灰を付けることで、切り口から腐ってしまう事や殺菌感染予防になるのです。
植え付ける
植え付けます。
土づくりをしてから2週間置いてからやりました。
畝を作って種を入れる穴を浅めに掘ります。
そこに切り口を下にして置いていきます。
種と種の間に肥料と堆肥をひとつかみずつ置いていき、種が隠れるようにわらをかけておきます。
そしたらそっと土をかけて戻していきます。
これで植え付け完了しました。
その後の管理
今回は芽搔きも追肥もしないで、土寄せだけ気を付けて管理していました。
たけのこのシーズンと重なってしまったのと、仕事も忙しくてほとんど何もしていなかったです。
ですが、土寄せだけは気を付けてやるようにしていました。
芋に日光が当たっていると、緑色になってソラニンという毒素が発生しますので、どんなに忙しくてもやりにいっていました。
難しいことはしていなく、ただ土を株元にかけていただけです。
収穫
葉が枯れてきたら収穫の合図となってきます。
今回は6月初旬でした。
収穫の際、土が湿っている時に収穫すると芋が傷みやすいので、天気のいい日が続いている時が収穫のチャンスですね。
収穫する時に最初に試し堀りをして芋の大きさを確認してからの方がいいです。
まだ、小さな感じがしたらそっと土をかけておき、大きくなるまで掘るのを遅らせましょう。
大きさが大丈夫そうだったら収獲していきます。
収穫したら、余計な土を落として芋の表面の土が乾くまで日に当てて1~2時間置いておきましょう。
水洗いをしてしまうと傷んでしまうので、料理をする時に洗ってください。
食べてみた
早速食べてみました。
塩ゆでして食べてみて、普通においしくいただけます。
こどもたちも、自分で最初から最後まで手をかけているので大喜びで食べてくれました。
自家栽培のいいところですね。
まとめ
今回は僕がやったズボラじゃがいも栽培のお話しでした。
このように、ぼくのやったジャガイモ栽培は植え付ける前に土づくりをして後日植え付けた時以外は、ほとんどほっとらかしの「ズボラ栽培」でした。
芽搔きや追肥をすればもっと大きくたくさん採れたのかもしれません。
ですが、ほっとらかしてしまったわりには結構満足できる位取れたと思います。
管理の時間がなかなかとれない人でも、ジャガイモは収穫できるまで出来るのがわかったのではないでしょうか。
興味がある方はやってみてください。
難しく考えないでも勝手に育ってくれた「ズボラジャガイモの栽培」のお話でした。
読んでいただきありがとうございます。
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