はじめに
この記事は、DIYが好きな方の役に立てればと思って書いています。
一斗缶とは塗料や油等の入れ物でよく使われているブリキの四角い缶です。18L缶とも言われています。
僕は仕事で塗料をたくさん使用するので一斗缶は廃材として常にあります。
一斗缶はとても頑丈で加工もしやすくいろいろな使い方ができて、要らなくなったら気兼ねなく処分できるのでとても重宝しています。
一斗缶のほかに丸いオイル等の入れ物で見かける丸いペール缶もありますが、僕は四角い一斗缶の方が使いやすくて好きです。
理由は丸型より四角型の方が収納に無駄が無く重ねても安定する事です。
この便利な一斗缶の色々な使い方や加工の仕方を紹介したいと思います。
一斗缶の加工法 穴あけ
基本的な切って穴を作る事を書いてみます。
穴を作る切り方です。
必ず手袋はしてください。
皮スキを用意してください。
前の記事で、一斗缶の天板を切り取るのを書いてあるので、見ていないようでしたら見てみて下さい。
切り方はあの要領で切っていきます。
前回は天板を切り取って箱にした所まででしたが、今回は箱に穴を開けて取っ手を作る切り方を書いてみます。
この切り方を覚えると加工の幅が広がります。
取っ手を作りたい所を決めます。
今回は一斗缶の上の方に作ってみようと思います。
マジックで印をしてみました。
この線の所を皮スキで切っていきます。
切り方は天板を切った時のように皮スキを突き刺して切っていきます。
この刺す時に缶が凹んで刺さる力が逃げてしまうと思いますので、皮スキが刺さる力が逃げないように反対の手を上手く使って下さい。
不安定なので手元には十分注意して作業してください。
このコツを掴むのが皮スキの使い方のカギです。
(スミマセン)今更ですが、天板を切る前にこの作業をしておくと缶が凹まないので楽に出来ます。
切れたら中に折り込みます。
内側の折れ目に皮スキを当てて、押してあげるとキレイに折れます。
押してあげるとキレイに折れます。
全部内側に折り曲げたら完成です。
この穴に手が入るので取っ手になります。
また、4面折り曲げているので、ただ穴を空けるより、頑丈だし切り口が出にくい事で安全性の高い穴が空けられます。
取っ手付き箱の使い道例
この取っ手付き箱はとても便利です。
バケツの用途のイメージで利用できるかと思います。
ぼくは塗装の仕事をしていますので、塗料を入れて作業するバケットにしてよく使います。
あと、畑でも活躍します。
水を汲んだり、土を運んだり、収穫した野菜を入れたりします。
重たい物を運びたい時は両サイドに穴を開けておくと両手で持てるので便利です。
売っているプラバケツなんかよりかなり頑丈なので、雑に使っても全然壊れないし、いいですよ。
まとめ
今回は一斗缶に穴を作る加工のお話しでした。
今回の加工法を覚えるといろいろなアイデアの幅が広がると思います。
ストーブを作ったりする時も使える技です。
今回は四角い穴でしたが、これは一例で、切り方次第でいろいろな形の穴が空けられます。
変わった形の穴を作りたい時はぶっつけ本番で一斗缶に穴を開けないで、型紙で試してからやってみて下さい。
加工も慣れてくると上手く出来るようになるのでとても楽しいです。
けがには十分気をつけて作業してください。
これから、他の加工方法なども書いていきたいので、興味を持っていただけたらまた覗いてみて下さい。
よろしくお願いします。
読んで頂きありがとうございます。
一斗缶でローコストで簡単に作る便利アイテム。リメイク DIYを楽しもう / わがやのはなしブログ (wagayanohanashi.com)
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