はじめに
この記事はそろばんをこどもと一緒に勉強したい方に読んでいただきたいと思い書きました。
今回は僕がこどもに最初に教えた事を書いてみます。
僕は小学生の頃にそろばん教室に通った経験はあります。
ですが、かれこれ25年くらいそろばんをさわった事が無いほぼ初心者です。
少年時代を思い出しながら教えているよ。
息子が小学3年生の頃4級のを合格して、娘は小学1年の頃10級を練習していました。
二人とも1年生から始めました。
毎日学校の宿題や習い事や遊ぶ時間が必要でこどもも忙しいので、無理のない程度にぼちぼちやらせています。
このように、家で教えるのでお互いがストレスにならないように気楽にゆっくり進めていけるのがいいですね。
そろばんは急いで覚えなくてもいいから気楽にやろうね。
そろばんは何段階かステップがあって、そのステップごとの基礎をしっかりと教えます。
進級する度に新たな基礎が出てくる感じです。
それが理解出来たら、あとはひたすら問題をこなして、頭と指で慣れて覚えてもらいます。
問題をひたすらやる工程まで進んだら、答え合わせ以外はほとんどほったらかしですみます。
ここまでくれば手が掛からないよ。
なので、親が教えると言っても、つきっきりで教えるのは各ステップの基礎の部分だけです。
あとは答えあわせの時に苦手な所がわかったら補填してあげるだけなので誰でも教えられます。
僕が昔行ってたそろばん教室も、問題をやる工程になってからはただ問題をやりに教室に行ってただけだったなぁと思い出しました。
なんかもったいなかったなと少し思います。
最初にそろえる物
そろばんを練習するために必要な物を用意します。
最初の段階ではそろばんとノートがあれば練習出来るので、少しやってみて続きそうなら問題集も買ってみてください。
初期費用も少なめで物も少なく場所も取らなく始められます。
とりあえず、そろばんがあればできるよ。
そろばん
そろばんを二つ買ってください。
親用と子供用です。
やっている工程を見せながらやりたいので。
そろばんはトモエそろばんとかでいいと思います。
続く自信がないとか、お試しにやってみるかと思う方は100均で小さな13桁の物があったはずなのでそれでもいいです。
最初はこれでも問題なく出来ます。
僕はトモエそろばんと100均の物を一個ずつ買いました。
僕が100均の物を使っていたよ。
ノート
大学ノートで横線35行の物を使っています。
問題集
最初は必要ないです。
ですが、最初の目標はどんな問題が興味があったら、そんなに高い物ではないので買ってみるのもいいかもしれません。
最初は日商・日珠連暗算の7~10級と全珠連の珠算10級の問題を買ってみて下さい。
暗算の問題は簡単な問題なので、最初の頃の珠算の練習問題にも使いやすいし暗算の練習もできます。
全珠連の珠算10級は商工会の試験ではないものの、日商・日珠連の珠算9~10級に行く前の練習問題にちょうどいいレベルなので買いましょう。
日商・日珠連の珠算9~10級の問題集は最初の目標となるので一緒に買ってみてください。
買ったらどんな感じか見る事が出来ます。
一冊一冊買ていると送料がその都度かかってしまうから、必要な物はまとめて買っておいてね。
このお店では、他にもそろばん教室で使っているような、今紹介した問題集の前段階の入門用の教材なども売っているようなので、覗いてみる価値があります。
ですが、僕は入門用のような教材は使いませんでした。
使わなくても下記の通りやれば教えられます。
そろばんの使い方に慣れる
最初はそろばんに慣れてもらいます。
次のような事をしました。
そろばんの珠を0にする
用意するものはそろばんだけで大丈夫です。
そろばんを用意出来たらさっそく触ってみてください。
カチャカチャ楽しそうですね。
はじめに、5の珠を一気に上にあげるのを教えて下さい。「ネガイマシテーハー」のやつです。
左から右に人差し指で一気に引いてくやつです。
これは、何回かやってるとコツがわかってきます。
上手くなって来たら初日はこれだけでもいいくらいです。
定位点
次に定位点を教えて下さい。
下の写真の緑の所です。
ここが一の位になります。
そろばんの真ん中に位置し、上下に白い点があります。
わがやの場合は、1年生に「位」というのが馴染まなかったので「一の部屋」と言ったら簡単に伝わりました。
そこはこどもによって馴染めるものが違うと思います。
普通に「位」で馴染めればそれに越した事はないです。
馴染めなければその子に合う他の言葉でもいいと思います。
後々慣れてきたら「位」で理解できるようになりますから。
こどもの事をわかっている親が教えるメリットだよね。
珠の意味を教えるのと指の使い方
ここはしっかり教えおいた方がいいです。
とはいえ、難しい事はないので気をつけてやっているうちに体で覚えてしまうと思います。
最初の基本だね。
1~4を理解させます
定位点の下の部屋には4こ珠があります。
これを一つ上げると1。
二つ上げると2。
というように増えて4までなりますね。
これを理解させます。
この時上に上げるのは親指だけで、下にさげるのは人差し指を使う事を身に着けたいです。
『数字、ゼロ』
一つあげたら1、二つ上げたら2が解ってきたら、親がランダムに1~4までの数字を言って、出来たら0に戻すを繰り返します。
「3,0,1,0,4,0,2,0」のように 『数字、ゼロ』 を適当にやってみて下さい。
なれてきたら、スピードをあげていきます。
この時に先述の指の動きも気にしてみてあげてください。
5を教えます。
次は5をおしえます。
5は一の部屋の上の段の一人ぼっちの珠です。
これの指の使い方は上げも下げも人差し指でやってください。
5は珠が上がってたら0、下がってたら5を理解させます。
そしたら、さっきやった『数字、ゼロ』を1~5まででやってみて下さい。この時も指の動きも気にしてあげてください。
6~9を教えます。
ここでは今まで覚えた事を組み合わせた事をします。
5が下がった状態で1が上がってる形を6というのを理解させるのです。
それを9まで教えてあげて下さい。
そしたしたら①②でやった 『数字、ゼロ』を1~9まででやってみます。
もちろん、この時も指の動きも気にしてあげてください。
10を教えます。
ここでは10を教えます。
10の部屋は1の部屋の左隣の列です。
部屋がかわるだけで指の動きなどやることは全く変わりません。
10の部屋は横にあるんだなというのを理解させてあげて下さい。
10の部屋で一個上がってる状態は10で、その時1の部屋にも何か数字がいたとします。
例えば、1の部屋に2がいたら12という感じです。
そしたしたら前にやった 『数字、ゼロ』を1~19まででやってみて下さい。
もちろん、この時も指の動きも気にしてやってもらいます。。
そろばんの使い方に慣れる 完了
ここまでの事がスムーズにできるようになるまでちゃんと付き添ってみてあげてください。
年齢やその時のやる気によってペースが変わると思います。
大きい子は簡単に出来てしまうかもしれません。
ですが、慌てずに指の使い方をしっかりと覚えさせて下さい。
これが理解できたら次のステップに行きましょう。
基本が大事だね。
まとめ
今回は初めてなので、そろばんに慣れる事だけを書いてみました。
そろばんの仕組みとルールを覚える事と、指の使い方を覚える事ができたと思います。
次に教えた事も書いて行きたいと思っていますので、また覗いてみてください。
読んでいただきありがとうございました。
焦らず頑張りましょう。
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