この記事は高圧洗浄機などバケツに水を貯めて作業をする人に役立つかと思い書いてみました。
この記事を読む事で、よくみかける、高圧洗浄機使用時、バケツに水を貯めてだしっぱなしで作業して、バケツから溢れてしまう事例を解決できます。
解決方法は、バケツの水が一定の量まで溜まると自動で止水して、減るとまた一定の量まで水が出るというのを繰り返してくれる装置を設置することです。
なお、市販でも下に乗せてあるように同じような機能のバケツがありますが、今回は自作で簡単に作れるやり方を紹介します。
自作するメリットとして、コスパが良い事と、何よりも自分の使いやすい形状や大きさのバケツを選択できる事です。
高圧洗浄機使用時のバケツ水溢れ問題にお困りの方は是非、読んでみてください。
水が溢れているのはよくみかける光景
ぼくは、塗装業をしていますが、たまに同業の仲間の手伝いに行く事があり、高圧洗浄をやる時があります。
その時、手元をやってと言われた時、ホースの誘導の手伝いの事かと思ったら、バケツの水がこぼれないように水道の量の調節をやっていてもらいたいと言われた事があるのです。
それも、一つの同業者だけでなく、他の同業者の所にいっても同じような事をしている所もあり、人によっては水が溢れてこぼれていても、構わず作業をする人もいました。
「それが当たり前になっているのってどうなの?」
と思ってしまいます。
なぜなら、前者は無駄な人経費がかかるし、後者は無駄にお客様に水道を使わせて、非効率的です。
「無駄を無くす手段があるのに使わないし、調べもしないのは良くないよ。」
と、このバケツを作ってあげたのです。
使ってみれば、「こんなに便利な物があったとは、今まで何年も無駄な事をしていてしまいすいませんでした。」懺悔する人もいました。
知っていてもやらない人もいます。
ですが、知らないだけの人も多かったので、意外と知られていないんだなと思ったのです。
確かに、知っている人からしたら当たり前の事なのですが、知らないだけで損をしている事って世の中にいろいろありますよね。
僕もよくあるので人の事をいえる立場ではないのですが、この事例に関しては簡単に直ちに解決できるのでしてほしいです。
すごく簡単な洗浄機用バケツの作り方
それでは、作り方を書いていきます。
道具と材料
道具のステップドリルは他の事でも役にたつ便利な物なので購入をしてみてください。
道具
バケツに穴をあける道具
フロートのネジの太さの穴を開けるステップドリルなど(21mm~22mmの穴を開けられる物)
給水ホースと余水ホースが通る穴を開けるステップドリルかホールソー(こちらは通ればいいので少し大き目が使いやすいです。)
材料
自分が使いやすいバケツ(今使っている物でもいいです。)
単式ボールタップ (フロート)
ホースのソケット フロートのネジに合う物
作り方
バケツに穴をあけます。
フロートのパイプの大きさの穴を開けてください。
21mmか22mmで良かったと思います。
この穴は大きくなりすぎないように注意です。
開ける位置の高さで水量が決まりますので自分が使いやすい所で調節してください。
ぼくは水量が深い方がいいと思ったのでバケツの上のほうに開けました。
その穴にフロートを内側からはめて、付属のナットを外からバケツを挟むように閉めて固定します。
そしたら、フロートのネジに合う水道のホースを取り付けるソケットをつけたら完成です。
すごい簡単ですね。
あと、高圧洗浄機の吸い込みと余水ホースを通す穴も開けてください。
この穴は大き目の方が使いやすいです。
よく余水ホースが暴れて外に出てる事がありますが、その対策にもなりますし、バケツのふたを閉める事もできます。
ふたが出来ることで洗浄中に出るゴミがバケツに入る事もありません。
バケツのサイズですが、ぼくの場合は大きめのバケツにしたので、その中に備品を全部収納できるようになっています。
このバケツは知り合いの漁師さんから譲ってもらいました。
ホースもドラム式の物を使っていたのですが、ホースだけの物に切り替えたのでバケツの中におさまるようになったのです。
現場に行く時にはバケツと本体を持っていくだけで済みます。
ドラムの大きさの分、車に乗せるスペースが少なくなり積み込みが楽になりました。
まとめ
今回は、高圧洗浄機使用時、バケツに水を貯めてだしっぱなしで作業して、バケツから溢れてしまう事例を簡単に解決できるという事を紹介しました。
今使っているバケツに穴をあけるだけでも取り付けできるので、この問題に困っている方は是非作ってみてください。
このように、知っていれば簡単に解決できる事って他にもいろいろあると思うのです。
僕も、気づいていない事がたくさんあると思いますが、不便で違和感を感じた事があったら調べたり、考えて解決していけたらと思っています。
自作がめんどくさい方には下のバケツが販売されているので買いです。
読んでいただきありがとうございました。
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