はじめに
この記事はそろばんをこどもと一緒に勉強したい方に読んでいただきたいと思い書いてみました。
前回の続きをやっていきます。
前回のメニューを理解できましたか?
まだ見ていない方はこちらをのぞいてみて下さい。
今回は足し算と引き算の感覚をこどもに理解してもらいます。
簡単に思えたとしても、しっかりと理解できているか確認しながら進んで下さい。
指の使い方も見てあげましょう。
焦らないで確認しながらやっていこうね。
足したり、引いたりを理解する
ここでは、そろばんの基本となる足したり引いたりする感覚を覚えます。
足してみる
ここでは足す事を教えます。
親がランダムに数字を言って、子供にはそろばんを使って足してもらう事をしました。
いよいよ足し算だよ。
前回やった『数字ゼロ』のやり方を『数字+数字』でやります。
例えば「1+2」「1+3」という風にやって下さい。
答えが19までの間の式を言ってあげましょう。
最初のうちは親もそろばんを持って、横で並んでやって見せながらやった方がいいよ。
この時に注意点があります。
それは、まだ繰り上がる計算はさせないで下さい。
少し大変かもだけど、気を付けてね。
いい例 1+2=3 6+3=9 10+4=14 15+3=18
ダメな例 1+4=5 6+5=11 12+3=15
この二つのパターンの違いは後者は計算過程に繰り上がりがある事です。
一の部屋に収まりきらなくなり、5珠や10に繰り上がるようになるので今の知識ではできません。
そのやり方は次のステップでやります。
何回かやっているとできるようになってきますね。
そしたら今度は紙に10問くらい書いてやらせてみて下さい。
できるようになるまで問題を作ってやらせてみて、全問できるようになったら次のステップにいきます。
要らない紙切れでいいよ。
引いてみる
足すときのようにやっていきます。
親がランダムに数字を言って子供にはそろばんを使ってその数を引かせましょう。
前回やり方で『数字-数字』でやります。
例えば「2-1」「4-2」という風にやってみましょう。
19までの数字を使って言ってあげて下さい。
足し算の時と同じようにやってね。
この時も注意点があります。
足す時と同じで今度は繰り下がる計算はさせないで下さい。
いい例 4-2=2 9-7=2 15-5=10 19-18=1
ダメな例 5-3=2 13-5=8 15-8=7
この二つのパターンの違いは後者は計算過程に繰り下がりがある事です。
5の珠や10の珠を崩してやるのですが、そのやり方は次のステップでやります。
何回かやっているとできるようになってくると思います。
そしたら今度は紙に10問くらい書いてやらせてみましょう。
できるようになるまで問題を作ってみてください。
全問できるようになったら次のステップにいきます。
足し算と引き算をまぜてみる
今度は今までやった事をまぜてやらせてみましょう。
親がランダムに数字を言って子供にはそろばんを使って足したり引いてもらいます。
前回は『数字+数字、』でしたね。
今度は『数字+数字-数字』とかランダムにやってみます。
注意点は、今までのように繰り上がり、繰り下がりが無いように問題を出してあげてください。
この辺になると問題を出す方も気を付けてやらないと、うっかり繰り上がり、下がりがある式になってしまいます。
気を付けて下さい。
うっかりすると、こどもに「できないよ」と怒られるよ。
そしたら、また紙に10問くらい書いてやらせてみて下さい。
できるようになるまで問題を作ってみてください。全問できるようになったら次のステップにいきます。
足したり、引いたりを理解する 完了
足したり引いたり出来ましたか?
こどもも大変ですが、問題を作る大人もちょっと考えないと間違えてしまいます。
しっかりと理解できたら次のステップに行きましょう。
簡単そうですが、油断しないでやってみてね。
まとめ
今回は足し算と引き算の感覚をこどもに理解してもらいました。
この辺の勉強は割と簡単なので、親子で問題を出し合ったりして遊びながら楽しくやってみるのもいいと思います。
ただ、簡単に思えたとしても、しっかりと理解できているか確認しながら進んで下さい。
指の使い方も気を付けて見てあげてくださいね。
読んでいただきありがとうございます。
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