この記事は、生ごみを減らしたかったり、堆肥作りに興味を持っていたり、すぐに少しでもCO2削減に取り組みたい方に読んで頂きたいと思って書いています。
今回は堆肥を作るための一斗缶の生ゴミコンポストの僕の使い方を紹介します。
これをやり始める事で家庭で出る生ごみを減らせるし、家庭菜園で使える堆肥も作れますし、環境問題のCO2削減に役にたつといういい事ばかりです。
やり始めると、今までのただ生ごみを捨てていた頃に比べたら毎日数分の手間がかかってしまいます。
ですが、環境の事を考えたら大した事のないひと手間なので続けていける位の事です。
生ゴミは家庭から出る燃えるゴミのおよそ40%を占めていると言っている記事を見たよ。
その生ゴミの重量の80%が水分なんだって。
ごみ焼却施設が断トツに多い日本の不名誉 分別で家庭の生ごみ資源化を:【SDGs ACTION!】朝日新聞デジタル (asahi.com)
ついでに、家庭菜園をしている人は堆肥も手に入って有効活用が出来るので是非お試しにでもやってみてください。
お試しでやるのには僕が使っている一斗缶は最適なので、お勧めです。
堆肥の役目、必要性、種類、使い分けを理解して今後の野菜作りを効率的に進める事が出来そうです。 | わがやのはなしブログ (wagayanohanashi.com)
毎日のルーティーン
この一斗缶の生ごみコンポストを使ってコンポストを作るようになって毎日朝食後と夕食後にやる事が増えました。
・出た生ごみの下処理をする。
・下処理をした生ごみを干す。
・水が飛んだらコンポストに入れる。
・コンポストを混ぜる。
の作業を繰り返しています。
毎日やって習慣化出来るといいね。
臭いや虫の心配は下処理の水分をある程度飛ばすことさえしっかりやっておけば今の所大丈夫です。
始めはめんどくさく思うかもしれません。
ですが、慣れてくると手際よく出来るようになってきました。
出た生ごみの下処理をする。
コンポストに生ごみを入れる前には出来るだけ水気を飛ばしてから入れたいです。
なので、最初に水切りネットにまとめて余分な水をしぼっておき、そしたら切り刻みます。
この作業をやっていると生ゴミの水分量が実感できて、これは燃えにくいはずだとわかるよ。
コンポストをやるまで生ゴミを切り刻むなんてやったこともないし、発想もなく汚そうでいやなあと思いました。
ですが、ここは肝心だし慣れてくればすぐに終わるので今では当たり前のように出来ます。
切り刻む理由は細かくなっている方が干した時に乾きやすいし、発酵もしやすくなるのです。
細かく切り刻む事で大きいままの時より微生物が生ゴミを分解しやすくなり、発酵を早く進めてくれます。
なので、手間に感じますが、結果的には堆肥が出来る近道となるのでしっかりやってください。
毎日やっていたらみじん切りが上達したよ。
下処理をした生ごみを干す。
細かくした生ごみを干しておきます。
天気のいい時にはそのまま干しています。
天気の悪い日には乾きが悪くて虫が来ると嫌なのでネットをしています。
風が強い時は飛んでいかないように気を付けて干してね。
水が飛んだらコンポストに入れる
水分がある程度飛んだらコンポストに入れます。
この時に穴を掘って生ごみを入れて米ぬかを適当にかけてまた土をかけるのをしてください。
米ぬかは微生物の餌となり活性化を促進してくれるのでしっかり入れましょう。
それでふたをして完了です。
しっかり土をかけておくことが虫、臭い対策にもなるよ。
コンポストを混ぜる。
ある程度溜まってきたら生ゴミを入れるのはストップして熟成するまでおいておきます。
半月に1回くらいコンポストの中身を混ぜて空気を入れてあげる事をすれば季節にもよりますが3か月位で堆肥が出来るのです。
出来るのが楽しみだね。
使用道具
使用道具は簡単な物で出来ます。
僕は、お試しなら初期費用がほぼ無い一斗缶が水にも強いし捨てやすいのでいいと思っています。
やったことはないけど、段ボールでも出来るそうです。
この場合は水濡れに気を付けないとですかね。
ここでは僕が使っている道具を書いてみます。
一斗缶は外に置いても雨を気にしなくていいのがいいよね。
・一斗缶 蓋つき
・小さなシャベル
・水切りネット
・ベニヤまな板
・包丁
一斗缶 蓋つき
本体の一斗缶とフタです。
一斗缶は錆びないように、中も外も塗装をしておく事をおすすめします。
内側に厚めの丈夫なビニール袋をかけてから仕様してもいいです。
混ぜたりするときにシャベルを使うから薄い袋だと破けちゃうよ。
小さなシャベル
土を掘ったり混ぜたりするときに必要です。
使いやすい物を選んで用意してください。
水切りネット
水切りや干すときの防虫ネットとして使っています。
僕は100均で売っているものを使っていますがサイズが合って使いやすい物なら何でもいいです。
ベニヤまな板
このまな板は僕が作ったまな板です。
切る時と干すときの台としての両方の役割があり、切ったらそのまま干すことができます。
ここの作業が堆肥作りの大変なとこでめんどくさい所です。
いろいろ試してみました中で、今の所これを使うのが一番段取りよくストレスなくできると思っています。
毎日やる事は出来るだけストレスなく出来ると続きやすいよね。
このまな板の切るときのメリットは、両サイドに壁が出来る事です。
なので切る時に生ゴミが飛ばないように飛散防止になります。
さらに、干すときにはベニヤなのでプラスチック等水を弾く物と比べると、ベニヤは吸い込みがあるので乾きが早いです。
乾きの良さそうなざるとか新聞紙も試したりしました。
ですが、ざるの場合は細かく切り刻んである物は網目に入り込んでしまい不向きです。
新聞紙等の紙系の物は湿っている物を乗せると弱くて破けてしまうので不向きで、今の所これに落ち着いています。
このまな板はこのように折りたためるようになって両サイドにネットをかけられるように出来ます。
天気のいい日は平らに開いて干していますが、天気が悪くて乾きが遅い時や風が強くて飛んでしまう日などはこの三角の仕様にして虫が入らないようにしています。
壁に囲まれてしまうので、乾きは遅くなってしまうのです。
ですが、小さい扇風機をこのように設置できるので乾燥しにくい事を補う事ができます。
作り方は簡単で、ベニヤ板を3枚作るのですが、カッター等で使いやすいサイズに切ってマスキングで繋いであるだけです。
三角の仕様にしたい時には重なる所をクリップで止めて使います。
包丁
切り刻むのに使います。
使いやすい物なら何でもいいです。
僕は包丁を買い替えて古くなった包丁を使っているよ。
まとめ
今回は堆肥を作るための一斗缶の生ゴミコンポストの僕の使い方を書いてみました。
生ゴミコンポストに肝心なのは生ゴミを細かくして水分を飛ばすことです。
そこが一番大変な所ですが、このベニヤ板を使う事でかなり楽になりました。
今までのただ生ごみを捨てていた頃に比べたら毎日数分の手間がかかってしまいます。
ですが、環境の事を考えたら大したことの無いひと手間なので続けていける事です。
これをやり始める事で家庭で出る生ごみを減らせるし、家庭菜園で使える堆肥も作れますし、環境問題のCO2削減に役にたつといういい事ばかりの活動だと思います。
ついでに、家庭菜園をしている人は堆肥も手に入って有効活用が出来るので是非お試しにでもやってみてください。
これでできそうだったり、いいなと思ったら下にあるようなコンポストの製品を買ってみてもいいかもしれません。
僕は今の所は一斗缶で十分だと思っているよ。
読んでいただきありがとうございました。
一斗缶のコンポストで堆肥を作りみんなでCO2削減を考える。リメイク DIY SDGs | わがやのはなしブログ (wagayanohanashi.com)
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